仕事に疲れたとき、本棚に取りに行く3冊
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「もう限界かも」と思った夜に、本を手に取ることがある。誰かに話せるほど整理できていないことを、本は静かに受け止めてくれる。
のこのこ書店の棚から、仕事でしんどくなったときに読んでほしい3冊を選んだ。
1. 転職ばっかりうまくなる ── ひらいめぐみ
タイトルで笑ってしまった人は、きっと何度か「ここじゃないかも」と感じたことがあるはず。転職を繰り返しながら「うまく」なったのは転職だけだった──そのユーモアと諦観と希望が混ざった本音が、読む人の胸に刺さる。「おかしいのは自分じゃなかった」と気づかせてくれる一冊。
2. 死ぬまで生きる日記 ── 土門蘭
インタビュアーとして他者の言葉を書き続けてきた著者が、自分自身の「死にたい気持ち」と向き合った日記。重たいようで、読み進めると不思議と呼吸が深くなる。「今日もちゃんと生きた」と言えるくらいの日常を、もう一度肯定したくなる本。
3. 存在の耐えられない愛おしさ ── 伊藤亜和
「なぜ生きるのか」を問い直す哲学的エッセイ。仕事が嫌になったとき、実は「仕事」だけが問題じゃないことが多い。もっと根っこにある問いを、この本は丁寧に掘り起こしてくれる。読んだあと、少し軽くなる。
のこのこ書店は、奈良からお届けする小さな本屋です。1冊1冊、理由があって棚に並んでいます。ほかの本も見てみる